JSOXの哀愁

 3月決算会社はいよいよ2年目の最終評価をとりまとめている頃合なんでしょう。結果はどうなったのでしょうか・・・。
 今日、JSOXの評価事務局のメンバがまた1人、去っていきました。他部署への異動というわけです。こうした動きは他社でも同様に見られ、JSOX評価業務の効率化、省力化を進めざるを得ない状況になってきているのが実情なんでしょうね。一時期、プロジェクトで兼任メンバを含め30人くらいいた頃が懐かしい(といってもほんの2年前なんですが)。今ではあの頃の約6分の1です。しかも評価範囲や評価手続きはあまり変わっていないし、むしろ監査法人のチェックが厳しくなりつつあることを考えると、実質的には強化されているんじゃないか、と思っています。これをJSOXの哀愁といってしまうと少し感傷的な響きがありますが、そう感じてしまうんですね・・・。当社でも内部統制部門が新設されてから活発に初年度を過ごしてきましたが2年目になってからは少し様子が異なってきたことも事実です。それは上記のように、ローコスト体制への移行を余儀なくされている点。これは他社も同様の動きなんでしょう。
 3年目を迎えるにあたり、どのような対応方針でいくのかで頭を悩ませることになりそうです・・・。ヤレヤレ。