[エトセトラ]転勤

6月より東京の事務所に転勤となった。
今回の転勤は、昨年11月から打診があったもの。3月初めに上司から再度考えていてくれたかといった申し出があり社名に従った。
5月末ギリギリまで転居先が決まらず引越しの準備もままならない中で、とにかく大型家電等は現地(市川市)で手配するべくできることから動いていた。
ようやく引越し先の寮が空いたのが5月31日。それまで前の入居者がいたためで業者のクリーニング作業が直前の6月5日に完了するといった慌しいスケジュールを強いられた。
6月6日に寮に入り運送業者やニトリからの荷受けを行う。この土曜日から翌日の日曜日にかけ部屋の整備や買い物、荷物の片付け等して過ごす。一応落ち着いたのが日曜日の夕方。疲れていたのか少しとった仮眠が心地よかった。
6月13〜14日は帰省先へ。早速の帰省となったがこのタイミングだったのは良かった。引越しの際に取りこぼした小物等をバッグに詰め込んで戻る。富山からは3時間で寮まで帰省。北陸新幹線はすばらしい。
この週末は単身赴任を実感することに。頻繁に「自宅にいたら今頃何をしているのかな」と思い返す。

メモと書き文字について

 以前から、自分のメモの分散に頭を悩ませてきた。メモが載る媒体の分散もあれば、筆記道具や筆記手段(PCを含む)の拡散も同等に語られる問題である。というのは、紙 = ボールペン(えんぴつ)、PC = キーボード入力 ということになるのだが、キーボード入力の優位性と身体性についてはこれまで、あまり分析されてこなかったように思う。ボールペンなどの筆記用具に比較してキーボード入力は、そのスピードにおいて、ときに従前の筆記用具をしのぐことがある。また、PC上における編集行為が非常に効率的である環境を備えているが故に、この環境が情報化つまりエクリチュール(文章を綴る)に逆方向のベクトルをもって大きな影響を与えてるのではないかということ・・・。前にたしか中谷彰宏だったか、いっていたが、PCの正しい使い方として、PCで文を作成し、それを印刷したものを見ながら手紙を手書きする。PCで編集性を最大限に活用しながら、後にその情報を手書きにて紙に転記すること。これが情報化のあるべきカタチ(?)なのかも。
 手書き文字についても重要な論点がある。メモは基本的に手書きである。少し長い文(200字程度以上)はPCでワープロ。200字以上になると手が疲れてくるという点もあれば、文の編集性・構成が重要になってくる点もある。手書きのいいところは、「印刷」が不要であることと、時間を置いた後のアクセシビリティがいいことだ。逆に編集性や検索性に劣る。つまり記載後の情報活用面で問題がある。PCでは、情報における入力、ならびに情報展開の敷居の低さ(=なんでもいちおう思いつくままに書き込める、そうした思いでいたら多様な内容の展開が可能になる、など)、また検索性、編集性に優れる。他方、アクセシビリティが弱い。両方のメリットを最大限に引き出すならば、PCで情報を綴り、手書きで紙に残す(あるいは紙に印刷して保管する)あたりに落ち着くわけである。しかし、なんのことはない、通常これは仕事上などで最もよく取られている手段でもある。(最近は紙にプリントしてファイリングする代わりにPDF化してフォルダ保管しておいているが、やっていることは同じである)。
 PC情報を手書き転記するときに起きる心理機制は、集約化への意図である。手書きという作業の制約あるいは紙スペースが、情報の精錬化を起動する。

毎日こう暑いんじゃあねえ

 富山は今日も35度を越えたようです。明日からの天気予報を見たら1週間ほとんど「晴れマーク」。時々曇りの日があるようですが雨は期待できないようですね。自宅の庭木や花に会社から帰宅した後散水作業をしているのですが、こころなしか草花もぐったりとしているように見えます。
 芝にもさっと散水。今日は午前中にスプリンクラで水をやったのですが、いつもどのくらいが適量になるのか、手探りでやってます。まあ時期的に水をやりすぎて根腐れをおこすようなことはないでしょうが。芝って結構メンテナンスが大変です。7月はグングン伸びて1週間に1度程度は芝刈りをしてやらないとボウボウ状態になってとても見栄えが悪くなってしまうのですよ。

JSOXの哀愁

 3月決算会社はいよいよ2年目の最終評価をとりまとめている頃合なんでしょう。結果はどうなったのでしょうか・・・。
 今日、JSOXの評価事務局のメンバがまた1人、去っていきました。他部署への異動というわけです。こうした動きは他社でも同様に見られ、JSOX評価業務の効率化、省力化を進めざるを得ない状況になってきているのが実情なんでしょうね。一時期、プロジェクトで兼任メンバを含め30人くらいいた頃が懐かしい(といってもほんの2年前なんですが)。今ではあの頃の約6分の1です。しかも評価範囲や評価手続きはあまり変わっていないし、むしろ監査法人のチェックが厳しくなりつつあることを考えると、実質的には強化されているんじゃないか、と思っています。これをJSOXの哀愁といってしまうと少し感傷的な響きがありますが、そう感じてしまうんですね・・・。当社でも内部統制部門が新設されてから活発に初年度を過ごしてきましたが2年目になってからは少し様子が異なってきたことも事実です。それは上記のように、ローコスト体制への移行を余儀なくされている点。これは他社も同様の動きなんでしょう。
 3年目を迎えるにあたり、どのような対応方針でいくのかで頭を悩ませることになりそうです・・・。ヤレヤレ。
 

モグラたたき??

 自宅の前庭をリフォームして芝や石庭など整備したのはよかったんですけど、先日来、モグラが大活躍で、あちらこちらに「モグラ塚」をつくってはイタズラをされています(トホホ・・・)。ホームセンターからモグラ撃退に効くとされる忌避剤(=においのきついブロック状のもの)を買ってきては、モグラの空けた穴に放り込んで様子を見ています。
 モグラってほんとにしぶといですね!忌避剤を入れられたら、今度は少し横にまたボコっとやられています。こちらが負けじっ!とそこにさらに忌避剤を投入。翌日朝には直ぐ横にまたやられている・・・と、まさにモグラならぬイタチ(?)ごっこ。気がつくと、ほかの場所もあちらこちらにモグラが暴れまわってた跡があ!!
 最近はなんだか「諦めモード」になってしまって、白旗を揚げたくなるような、負けた感に苛まれている数日なんです。どなたか、モグラを追い出す良い手を知っている方、いませんかあ〜。

JSOXはどこにいったか

 先週末は、東京でCIAフォーラムに出席。これからのフォーラム方針とテーマ展開について話し合いました。フォーラムの後、懇親会で出た話題はJSOX3年目(弊社は2年目終わっていない・・・)。各社は評価作業の効率化を求めてJSOX関連の人員カットに続き、評価手続きの簡素化などに努めているとのこと。JSOXは既に制度疲労を起こしているんだろうか、と思う一方で各企業に実質的な定着傾向が観測されるのではないかといったレポートもあったりして、この制度の「評価」はあと数年の実績を見てから下されるようですね・・・。
 しかしながらこれからの数年は例のIFRS対応であろうということは、容易に想像がつきます。これもJSOX対応準備に追われた数年前と二重写しになって見えるのは、私だけでしょか。監査法人側は、通常の監査報酬よりIFRSコンサルに力をいれようとしているし、ITベンダ、コンサルも同様でしょう。いわば商売としての書き入れ時。しかしながら企業側としては、JSOXの対応の際の経験があるので、これを活かそうとしている面もあろうかと。なかなか先行き不透明なところですが、成り行きを見守っていきたいものです。