昨日いつもWEBラジオで聞いている「武田鉄矢の今朝の3枚下ろし」で親鸞上人の歎異抄のことを言っていました。一週間分をまとめて聞いているので内容もシリーズ的に理解することができます。丁度先週、五木寛之の「人間の覚悟」を読んでいて、よく親鸞の言葉が出てきましたが、うつむき加減の日本の現状、あるいは心情に鎌倉時代の親鸞の思想が非常にマッチしている思いがしました。宗教的には、浄土真宗ということになりますが、宗教は現代日本人の心のよりどころとして、若者たちにもあらためて注目されてきているんだろうか・・・、と考えたりします。「3枚おろし」では、当時の親鸞の思想は結構危険なところがあって、一般人に書物で伝達するなどということは禁じられていた門外不出の知識であったようです。
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このところ、内田樹氏の本で「現代霊性論」「邪悪なものの鎮め方」を立て続けに読んだ(読んでいる)のですが、やはり「あの世」を真剣に考えたりするのは、重要なことですよね。いや、「死ぬこと」を考えることではなく現在をよりよく理解するために、という意味ですね・・・。
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