できる!無根拠に思えますか。

 できる、と思うことが最初。そこが分岐点。私は高校の頃、1年生のときに毎月行われる学力テストの席次で最初のころはそれこそ、半分より少し後ろという程度だったのです。しかし、2回目のテストの結果リストが張り出されていた中に、幼馴染の友人の名前が上位にリストされているのを見て、「あれ、もしかして、自分もいける程度なんじゃないか」と思ったのがすべてのきっかけだったといってもいいんです。つまり自分にも「できそうだ」と思うこと。これなのだ。勉強を開始した私は、次のテストの席次では既に上位に食い込んでいた・・・。それから勉強を継続したら、どんどん結果が出て・・・といいサイクルが廻り始めたのです。振り返ってみるとやはり、最初に「できそうだ」という「見通し」(それが実際かどうかは別にして・・・)が持てたかどうかが分かれ道だったようです。

 なぜ、このようなことを私は、今メモしているのだろう・・・。はじめは、とても及びもしないね・・・と思っていたレベルの到達点について、それが実現可能Iなエリアに存在する・・、と見えるかどうかで、その後のパフォーマンスにも影響を与えながらパスが形成されていくメカニズムがやはりあるのではないか。そう考えたから。

 できる!無根拠に思えるか、これは能力のひとつなんだ。